湘南サーフポイントの特徴をエリア別に解説!初心者向けはどこ?

サーフィンが盛んな神奈川県湘南地域、鎌倉・藤沢・茅ヶ崎・西湘などエリア別に主なサーフポイントの特徴を解説。また初心者向けのおすすめポイントも紹介します。

湘南【鎌倉エリア】のサーフポイント

由比ヶ浜

人気観光地の鎌倉はサーフポイントとしても有名です。観光の渋滞を避けてか大型の駐車場があるにもかかわらず藤沢エリアより人は少なめです。鎌倉エリアの主なポイントは「由比ヶ浜」「七里ヶ浜」です。

由比ヶ浜

中央の河口前の地形が決まると良い波が期待でき、オンショアでも意外と波が整っていて沖に出れる中上級者は遊べます。
材木座方面に行くほどサイズが下がり、藤沢エリアに比べて波が若干小さく、遠浅なビーチブレイクのため初心者向きの波質です。

七里ガ浜

砂の上にリーフが点在しているポイントです。長い海岸線には沢山のピークがありますが、ブレイクしているところはほとんどリーフの上で海底に足を着いてしまうような初心者向けではありません。

台風などで近くのビーチブレイクが良くない時に混雑する傾向があります。当たり前ですがポイントブレイクのためルールやマナーは徹底しければなりません。

七里ヶ浜の一番東側には台風などで真価を発揮する稲村ヶ崎があります。波がいいときはローカルやプロサーファーたちのセッションになるので見学をおすすめします。

また、台風が多く発生する時期(8月〜9月)に波待ち期間を設け、大きな波が発生したときにのみ開催される「稲村クラシック」という有名な大会もあります。

こちらの記事で七里ガ浜に関して詳しく解説しています!

鎌倉・七里ガ浜でサーフィン!ポイントの特徴&注意点!ローカルや駐車場についても

湘南【藤沢・茅ヶ崎エリア】のサーフポイント

鵠沼海岸

サーフィン好きのベットタウンとして人気の藤沢・茅ヶ崎エリアの主なサーフポイント、鵠沼・辻堂・茅ヶ崎の特徴を紹介します。

鵠沼

鵠沼のサーフィンポイントは大きく三つのエリアに分かれています。引地川より西側のスケートパーク方面、東側の銅像前エリア、東側の江ノ島水族館前です。

スケートパーク方面は駐車場が少ない分人が少なめで自転車でピークを探すローカルサーファー多めで銅像前に比べて比較的パワーがあります。

鵠沼銅像前は日本で一番混雑するとも言われるポイントです。湘南エリアでは一番波の反応が良くコンスタントにできるポイントでシャワーやロッカー、駐車場など施設が充実しています。

スケートパーク方面に比べ波のパワーでは劣るものの遠浅な地形なので波が小さくてもできる日が多く、ロングボードでもできないという日は少ないです。

比較的河口寄りにショートボーダーが多く水族館よりにロングボーダーが多めです。

水族館前は、銅像前ポイントより1サイズほど小さいことが多く、ビギナーにおすすめのポイントで波が小さい日は鵠沼に比べて空いていますが、鵠沼で肩〜頭サイズとなれば一回り小さい波を求めて混雑します。

西寄りのうねりのときは鵠沼と大して変わらないサイズで空いていることもあるので狙い目です。

鵠沼海岸に関する記事はこちら

【日本一混雑?】鵠沼海岸でサーフィン!ポイントの特徴&注意点!駐車場情報も

辻堂

大型駐車場はありますが鵠沼ほど混雑しないポイントです。さらに駐車場の近くをさけて少し歩けば人の少ないピークを見つけられます。

ただ自転車でピークを探してサーフィンする人が多いので良いピークほどレベルが高くなります。近年地形が深くなることが多く、潮が引き気味の時間を選ぶのが無難です。

こちらの記事で辻堂について詳しく解説しています!

辻堂でサーフィン!ポイントの特徴は?初心者向き?駐車場やシャワーについても!

茅ヶ崎

Tバーことヘッドランドの西側、パークポイントは比較的地形が良いことが多く駐車場もあるので茅ヶ崎エリアでは最も混雑するポイントです。また風波の時の定番ポイントでもあります。

チーパー・チサン・クソ下は駐車場が少なく湘南エリアでは比較的空いているポイントですが、その分自転車ローカルサーファーが多く、辻堂と同様に地形が良いピークはレベルが高くなりますが、探せば人の少ないピークも見つかります。

湘南【西湘エリア】のサーフポイント

大磯海岸

湘南の西湘エリア、平塚・大磯・湯河原の主なサーフポイントの特徴を紹介します。

平塚

地形が深いことが多いため、良い波を捉えるには潮周りや地形を気にしておくことが大切です。生コンポイントが最もコンスタントにできるポイントで沖が深く、波のパワーは藤沢エリアより強めで初心者は注意が必要です。虹ヶ浜は普段は波が立ちづらくサイズが上がるとパワーがあり上級者向けになります。

大磯

大磯の西側にある防波堤と大きな岩の間のポイントは大磯源二、大きな岩より東側が大磯になります。

西風に強いポイントで平塚と同じく沖が深く波のパワーがあり、サイズが上がると波のスケールが変わります。ただ潮が引いていないと波がブレイクせずショアブレイクのみということもあります。

大磯源二は大磯に比べ波は小さく初心者でも遊びやすいのですが、地形が決まるとローカルが集結するので避けたほうが無難です。

大磯のサーフポイントに関する詳しい記事はこちら

大磯でサーフィン!ポイントの特徴は?初心者向き?駐車場やシャワーについても!

湯河原吉浜

紹介している湘南のサーフィンポイントで唯一、東に向いたポイントで比較的コンスタントに波があり湘南の鵠沼が膝サイズの時に胸肩!なんていうこともよくあります。

地形によって良い潮周りの時間は変わってくるのでまずは行ってみることが大切です。

湯河原吉浜のサーフポイントに関する記事はこちら

湯河原・吉浜でサーフィン!ポイントの特徴や駐車場、ローカルルールは?

湘南の初心者向けサーフポイントは?

湘南のサーフポイントで初心者向けの易しい波で安心して入れるのは以下のポイントです。

鎌倉・由比ヶ浜

藤沢・鵠沼海岸

もちろんコンディションによっては初心者に向かないこともありますが、基本的には入りやすいポイントです。七里ヶ浜や鎌倉高校前のようなリーフポイントや西湘エリアのパワフルな波は初心者には難しく危険を伴うことがあります。

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